虹という字を良く見てください。なぜ虹は「虫」編なのでしょうか。
これは、古来虹は自然現象の中でも特に神秘的なものであったためで、中国では虹を天界に住む竜の一種として捉えていました。「虫」という字は爬虫類のことも意味します。竜は蛇によく似た姿をしているので、そこから虹には「虫」編をつけることになったようです。
また、西アフリカ、南アメリカ、東南アジアなどいくつかの民族は虹を蛇とみなしていました。
日本でも古くから虹は蛇の頭であると考えていたようです。「日本書紀」の雄略天皇の条に「すなはち河のほとりに虹のみゆること蛇のごとく」とあります。このとき虹は「にじ」ではなく「ぬじ」「のじ」と言われていたようです。
